幻(まぼろし)実際にはないものが、あるように見えること。そういうもの。
また、存在の確認が難しいもの。
この間、味一で前から頼んでみたいと思ってた
張り紙してある幻の豚入荷しました
をウエイトレスのおばちゃんに注文
食い気味に「幻ね!幻ひとつ〜」
まあいつも張り紙してるから幻ではないなぁ〜とは思いながら
普通のとんかつよりも300円ぐらい高いからどんなとんかつが出て来るか
しばし待つ私待つわ15分ぐらいなら待つわ
と次にカップル客が来店、普通のとんかつ定食、ヒレカツ定食を頼むが
しばらくして男の方が気付く
そう幻の豚入荷しましたの張り紙に
●「すみませ〜ん」
○「はい〜」
●「とんかつ定食を幻の豚に変えれますか?」
○「ちょっと待ってくださいね〜
大将〜とんかつを幻に変更できますか〜」
◎「あ〜もう入っと〜」
○「すみませ〜ん!もう入ってしまったみたいです」
●「あ〜じゃあもういいです〜」
と次にいかにもとんかつ好きそう顔の男が来店
○「なにしましょ」
▲「とんかつ定食〜」
○「とんかつ定食ひとつ〜」
すると厨房から
◎「あ〜ほなさっきのお客さんちょっと待ってもうたら幻に変えれるけど〜」
○「あっお兄さん、別のお客さんにとんかつ入ったんでちょっと待ってもらったら幻に変更できますけど〜」
●「ほな幻に変更してください」
○「幻に変更で〜」
◎あいよ〜
幻、幻て・・・平和やなぁ〜
でこれが幻の豚
油が多かった・・・二度と頼むまい・・・マイムマイム・・・